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7月8日臨時増刊「鷗外特集」

山崎一穎

7月8日臨時増刊「鷗外特集」


森鷗外直筆の宣伝広告文 発見
  「渋江抽斎」「伊澤蘭軒」など史伝をPR


文豪・森鷗外の傑作と言われる晩年の史伝「渋江抽斎」「伊澤蘭軒」「北條霞亭」について、鷗外自らがその概略を記した宣伝広告文の直筆原稿が、鷗外の作品を多く出版してきた春陽堂書店の倉庫から見つかった。春陽堂(春陽堂書店の前身)から刊行される予定だった創作集の広告のために書いた文章で、これらの史伝の叙述について、鷗外の強い自負がうかがえる。

今年6月、春陽堂書店は、この和紙に墨と細筆で書かれた広告文を、鷗外研究の第一人者で跡見学園女子大学名誉教授の山崎一穎かずひで氏に見せ、「直筆に間違いない」との鑑定結果を得た。

7月9日の鷗外没後100年の命日を前に、鷗外直筆の宣伝広告文の写真を本特集に特別公開し、併せて山崎氏に、原文の翻刻、現代語訳、それにこの直筆原稿の来歴や意義を伝える解説を寄稿してもらった。

(春陽堂書店「Web新小説」編集部)





「伊澤蘭軒」伝等森鷗外自筆広告文の解読

跡見学園女子大学名誉教授  
山崎一頴



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