やっぱり猫がいないと…
大高郁子
やっぱり猫がいないと…
大高郁子
子供のころから、ずっと近くに猫がいた。小学生のときは、団地の敷地にいた野良猫にミルクをやったり、捨て猫を拾って帰っては、よく親に叱られた。関西の新興住宅地の一戸建てに引越したとき、初めて猫を飼った。庭に迷い込んできた茶トラ猫である。
以来、いろんな猫たちが庭にやって来ては、物置や軒下に棲みついた。子猫を生んだ猫もいた。そのうちの
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