「猫の俳句のコンテスト─大丈夫、猫がいる」大賞(写真部門)発表
春陽堂書店Web新小説編集部
「猫の俳句のコンテスト─大丈夫、猫がいる」
大賞(写真部門)発表
主催 株式会社春陽堂書店
皆さま、ご応募いただき、誠にありがとうございました。
今や空前の猫ブームと言われます。国内の飼い猫は900万頭に迫る勢いです(2021年発表 一般社団法人ペットフード協会調べ)。
この人気にあやかって、皆さまに俳句を詠んでいただこう、写真を撮っていただこうと編集部が考案したのが「猫の俳句のコンテスト─大丈夫、猫がいる」。
『Web新小説』2022年3月1日号で募集を開始したところ、猫の俳句総数2,371句、猫写真総数406点と多くの方々にご応募いただきました。
こころよりお礼申し上げます。
編集部では、2022年9月9日の締切り以来、選考委員・神野紗希さん(俳人)、増田伸也さん(写真家)に俳句・写真のそれぞれの部門の選考を御願いしました。ここに謹んで大賞、佳作を発表させていただきます。(お名前はご応募された時点の表記です)
猫写真選評
「上手じゃなくていい」 増田伸也
応募された写真を見ていると、やられた! なんてかわいい猫達なんだ!と思わず叫んでしまいました。きっと撮る人たちがあふれるような愛情を持って撮影しているからどーんと伝わってくるのでしょう。
誤解を怖れずに申し上げれば必ずしも写真として上手でなくてもいいと思うのです。愛情があるからこそいつも皆さんは猫たちの動きを観察しているわけで、そしてまんまと猫の虜になっていると思います。そこでスマホですぐにシャッターを切ることができます。昔は露出を測って絞りが —— なんていうことをしていました。しかし、かわいいと思ったら、瞬間芸のように撮れる。技術的な上手よりも愛情です。
上手に撮りたいなら絵はがきのように撮ればいいのでしょうが、確かにきれいではあるものの、安定しすぎていて皆さんの顔が見えてきません。
大賞作品は猫がお腹を出しています。このポーズはきっと猫ちゃんが飼い主を信頼している証だと確信しました。どちらにも愛情があることがよくわかります。
[写真部門正賞・提供企業紹介]
大賞 猫Tシャツ2枚セット/Studio Oeuf
佳作 猫バッグ/Studio Oeuf
・Studio Oeuf https://www.instagram.com/studiooeuf/?hl=ja
「増田伸也選、猫写真ギャラリー」
また、力作を多くご応募いただきましたので、大賞、佳作のほかにも「増田伸也選、猫写真ギャラリー」を同時に掲載させていただくことになりました。