春陽堂書店の“猫の本”
春陽堂書店Web新小説編集部
『芥川家の猫たち まねき猫と猫まねき』
芥川耿子(文)、芥川奈於(絵) 1,870円(税込) 2019年11月25日刊
芥川龍之介の孫と曾孫がおりなす、猫暮らしのエッセイ集。お母さん猫にたくされた猫兄弟、迷い猫、邪魔者扱いされていた野良猫 ── 芥川家にやってきた猫たちの境遇はさまざま。一緒に過ごしてきた代々の猫たちとののほほんとした日々をイラストを添えて綴る。猫好きに、理由なんてない。
『オーライ ウトーリ ひなた猫』
青木奈緖(文) 1,760円(税込) 2022年7月30日刊
祖母・幸田文、母・青木玉から受け継ぐ言葉のリズムと日常への細やかな目線で、幸田家の猫たちの思い出、当代の猫たちとの暮らしを綴る珠玉のエッセイ集。
タイトルは、曾祖父・幸田露伴の戯曲「術競べ」に出てくる催眠術の呪文から。幸田家に伝わる猫を眠らせる言葉だ。