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エピソードで知る種田山頭火

春陽堂書店編集部

エピソードで知る種田山頭火

自由律俳人、漂泊の人生早わかり

春陽堂書店編集部 編

昭和十四年、東上の旅から戻った山頭火は、四国遍路を経て松山に落ち着き、一草庵を構える。翌十五年、一代句集『草木塔』を刊行。中国、九州、四国をまわったのが最後の旅となった。

その十二 ころり往生

 昭和十四年十二月、句友の高橋一洵らの世話で、道後温泉近くの御幸寺みゆきじ境内の空家に住みはじめる。一草庵と名づけたこの場所が、終の棲家となった。

おちついて死ねさうな草枯るる

 昭和十五年十月、一草庵にて句会が開かれるが、山頭火は隣室で眠ったまま起きてこない。いつもの酩酊と考えた同人たちは挨拶せずに散会した。一洵が気になって夜中に様子を見に行くと、山頭火は心臓麻痺で亡くなっていた。享年五十七。望みどおりのころり往生であった。

もりもり盛りあがる雲へあゆむ

文とイラスト/もろいくや

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