登録初月は無料!バックナンバーも読み放題!会員登録はこちら   今すぐチェックする

『 エピソードで知る種田山頭火 』

春陽堂書店編集部

エピソードで知る種田山頭火

自由律俳人、漂泊の人生早わかり

春陽堂書店編集部 編

昭和十四年、東上の旅から戻った山頭火は、四国遍路を経て松山に落ち着き、一草庵を構える。翌十五年、一代句集『草木塔』を刊行。中国、九州、四国をまわったのが最後の旅となった。

その十二 ころり往生

 昭和十四年十二月、句友の高橋一洵らの世話で、道後温泉近くの御幸寺みゆきじ境内の空家に住みはじめる。一草庵と名づけたこの場所が、終の棲家となった。

おちついて死ねさうな草枯るる

 昭和十五年十月、一草庵にて句会が開かれるが、山頭火は隣室で眠ったまま起きてこない。いつもの酩酊と考えた同人たちは挨拶せずに散会した。一洵が気になって夜中に様子を見に行くと、山頭火は心臓麻痺で亡くなっていた。享年五十七。望みどおりのころり往生であった。

もりもり盛りあがる雲へあゆむ

文とイラスト/もろいくや

最新号のコンテンツ

連載 連載詩 (2021年11月1日号)

週末のアルペジオ

いらないものを箱につめていく。会いたい……かつてあいしたものに

三角みづ紀

連載 連載小説 (2021年11月1日号)

猛獣ども

悪天候の別荘地に立ちすくむ管理人ふたり。傷ついた過去がよみがえる

連載 エッセイ (2021年11月1日号)

町田康の読み解き山頭火

人間の完成を目指す道を歩む山頭火。その真っ直ぐな道のさみしさとは

連載 イラスト評伝 (2021年11月1日号)

エピソードで知る種田山頭火

松山に結庵した山頭火は、その翌年、望んでいたとおりの最期を遂げる

春陽堂書店編集部

連載 動画 (2021年11月1日号)

待ってました! 黙阿弥歌舞伎への招待

坂東彦三郎の朗読とGIFアニメで楽しむ電脳紙芝居第8弾「鋳掛松」

春陽堂書店Web新小説編集部

連載 エッセイ (2021年11月1日号)

兼好のつれづれ絵草紙

噺家の世界で風呂敷は「ふるしき」。お客様からの差し入れはロシアの…

三遊亭兼好

連載 ウェブ絵巻 (2021年11月1日号)

漱石クロニクル ―絵で読む夏目漱石の生涯―

執筆に追われ忙しくも充実した日々。漱石40歳、朝日新聞社入社を決意

連載 俳句鑑賞 (2021年11月1日号)

楸邨山脈の巨人たち

生粋のコミュニストであり、社会性俳句を代表する古沢太穂の第一回

連載 医学ミステリー (2021年11月1日号)

Dr.よねやまの芸脳生活 芸術家の生き様を医学で考える

海外小説の翻案でヒット連発の尾崎紅葉。連載の重圧が寿命を縮めたか

連載 動画&エッセイ (2021年11月1日号)

假屋崎省吾の絶品紀行~日々を華麗に彩る~

カーリィー流の美の世界が結実した豪華な着物の紹介で眼福の最終回!

假屋崎省吾

連載 紀行エッセイ (2021年11月1日号)

銭湯放浪記

祭りの前日、秩父神社を巡る小さな旅。そこで出会った古い銭湯に感激

連載 動画 (2021年11月1日号)

Dr.よねやまの芸脳生活

ベストセラーの法則~Dr.米山の必見レクチャー18弾

連載 動画 (2021年11月1日号)

町田康のパンク山頭火ラヂオ

徒然なるままに山頭火を語る町田版自由律YouTube。注目の第4回配信

Web新小説会員登録はこちら

登録初月は無料