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比呂美の庭

伊藤比呂美

比呂美の庭

伊藤比呂美

詩人の伊藤比呂美さんとの対話型インタビュー連載(全3回)をお届けします。
比呂美さんは20年暮らしたカリフォルニアから戻り、現在は住まいのある熊本と東京を行き来しながら日々執筆、大学では文学を教えています。
春陽堂書店の編集担当・かなりが比呂美さんのパワーの源、オーラの秘訣を探る本連載、第2回は、最近のことばについての話題から他者との関係についてお話しました。比呂美さんは瞬時に相手をリラックスさせてしまう何か特別な術を持っているのでは? と思っていたかなりですが、そのわけが少し見えてきました。

第2回 ことばと共感力


気になることば

こんばんは。前回は日々の〆切との気迫あふれる闘いについてお聞きしました。今回は比呂美先生の対人関係をテーマにお話をうかがいます。

はーいよろしくです。もう2回目なので「先生」やめましょうよ。気持ち悪い。

はい、それでは比呂美さん。先日Twitterで学生(*1)が使う「かしこまりました」の違和感を書いていらっしゃいましたね。

そう。バズっちゃいました。「わかりました」ですむところを「かしこまりました」って言う。あたしなんか相手にかしこまるなと思うんですよ。
「何々でよろしいですか」とか「何々させていただきました何々」とか、同種で。
さいしょはたぶん接客業からはやっていった言語だと思うけど、それから若い人が、みんな召使いとか執事とかドレイとかにならされてるような気がする。
子どものときからおとなに無条件に敬意はらえとおしえられているせいなんですってさ。そのときカラんだ学生が言ってました。かわいそうな話だ。そのうち右手、ぴっと(斜め上に)上げ始めるんじゃないか。

うう・・・・・・やめてください・・・・・・40代の私は「かしこまりました」は使いませんが、

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