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『 俳句で味わう、日本の暮らし 』

黛まどか

俳句で味わう、日本の暮らし

黛まどか

第十七回 七夕

七夕は五節句の一つで、陰暦七月七日の行事。別名〝星祭〟。中国伝来の〝乞巧奠きこうでん〟の行事と、日本古来の〝棚機たなばた〟の習俗が一つになったもの。

〝乞巧奠〟の〝乞巧〟は、巧くなることを乞うの意。〝奠〟は、神仏に物を供えて祭ること。七月七日の夜、牽牛星と織女星が年に一度だけ逢瀬を許されるという伝説に基づき、裁縫や手習いの上達を祈って、供え物をして星を祭る。

他方、〝棚機つ女〟は、人里離れた川や池、湖の淵、海浜などの水辺に棚をかけて機屋をつくり、乙女たちが禊をして籠って神の来臨を待ちつつ一夜を過ごす。

中国と日本の行事は、二星が出会うように融合し、やがて多様な風習を次々に生んだ。

奈良時代に日本にもたらされると、

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