登録初月は無料、バックナンバー【作家55人、連載回数400回】も読み放題! 会員登録はこちら  今すぐチェックする

特集予告、書評、情報アラカルト

春陽堂書店Web新小説編集部

『Web新小説』6月1日号は……

【特集】
この作家を読もう──新刊を撃て!

敏感に時代を察知する“作家という人種”。
研ぎ澄まされたアンテナを張り巡らしています。
時代のトップランナーたちの作品を鏡にして、
荒れたさびしい時代の混迷を解き明かす試みです。

紹介の作家と本
高橋源一郎『これは、アレだな』
川上未映子『春のこわいもの』
逢坂冬馬『同志少女よ、敵を撃て』

【猫の俳句のコンテストの選考委員に学ぶ】
神野紗希
「アマネク ハイク」

【新連載】
加藤由子
「Q&A 今月の猫じゃらし」
  Q「うちの猫(こ)に、突然、手をかまれたんですが……」

伊藤比呂美
「鷗外先生を探して」

【連載】
井上荒野
「猛獣ども」

大高郁子
「漱石クロニクル ―絵で読む夏目漱石の生涯― 」

北大路翼
「楸邨山脈の巨人たち」

三遊亭兼好
「兼好のつれづれ絵草紙」

藤沢周
「藤沢周・連作小説館」

町田康
「読み解き山頭火 」

宮川匡司
「江戸の愛猫 歌川国芳」

米山公啓
「Dr.よねやまの芸脳生活 芸術家の生き様を医学で考える 」

【動画コンテンツ】
町田康
「町田康のパンク山頭火ラヂオ」

米山公啓
「Dr.よねやまの芸脳生活」


【お知らせ①】
猫の俳句のコンテスト ――大丈夫、猫がいる 猫の俳句を募集中!
続々と力作が送られています。素敵なプレゼントもございますので、ぜひご応募ください。
猫の俳句のコンテストはこちら https://8ivb6.hp.peraichi.com/




【お知らせ②】
猫本紹介 『猫がよろこぶ快適な部屋づくり』監修 加藤由子 RoomClip著 
誠文堂新光社 1,650円(税込)

 まだ感染症が収束しない。だが酒は飲みたい。そこでおそるおそるなじみのバーに出かけた。アクリル板完全区切りのカウンターで飲んでいると、編集子の他に二人の常連がいて、犬だ猫だとマスクをしながら会話をしていた。「犬の方が従順でかわいい」「いやいや猫の気ままさがたまらない」という話であった。犬派猫派のペット自慢なのである。論戦はほぼ互角で推移。最後は愛情比べではなく飼育頭数が伸びているという数理的理由で猫派が優勢になった。
 ひさしぶりの水割り、したたかに酔ってバーを引き上げたが、近くの本屋にふらり入ると新刊書コーナーの珍しい本に目がとまった。インテリアの本なのだが、『猫がよろこぶ快適な部屋づくり』だというのである。バーで聞いた会話もペットの話だったが、本屋にも目につく場所に猫の本だ。しかも、猫のインテリアとはびっくりした。
 猫の本はたくさんある、インテリアの本もたくさんある。しかし、どちらも主語は人間である。人間が猫について知識を得るのであり、人間が住みやすい暮らしを学ぶ本ばかりだ。だがしかし、この本の主語は猫である。すべて猫目線ではないか。こんな本、他にはない。猫にとってソファは格好の遊び場になる、猫にとって暖かい天窓の下はくつろぎのコーナになる、猫にとっては狭い場所も気持ちいい─読者は“猫にとって”という枕詞を想起しながら読み進んでいくことになる。これぞ愛情というものではないか。この本を知っていたら、バーでの論戦において、自分は猫派の定連の味方をしていたかも知れないと思った。

『猫がよろこぶ快適な部屋づくり』




【お知らせ③】
☆Web新小説会員・津村禮次郎さんの公演情報です。
6月1日号では津村さん紹介記事がアップされます。
ご期待くださいませ。


■『金の島薪能』
7月16日(土) 新潟県佐渡市 相川春日神社能舞台
19時開演 大人5,000円 中学生以下無料(ただし保護者同伴)
問い合せ 佐渡観光情報案内所 ℡0259.27.5000 
能「羽衣」
シテ・天女 津村禮次郎 ワキ・白龍 野口能弘
コンテンポラリー・ダンス作品『藪の中』
原作 芥川龍之介 出演 島地保武 酒井はな 津村禮次郎 

■『遠藤征志ピアノリサイタル 源氏物語54帖の響』
6月12日(日) 銀座王子ホール14時開演 7,000円 
9月11日(日) 丸の内COTTON CLUB 14時開演/18時開演 10,000円
12月11日(日) 渋谷 セルリアンタワー能楽堂 13時開演/18時開演 10,000円
作曲・ピアノ 遠藤征志 舞 津村禮次郎 出演 林望
問い合せ 遠藤征志ホームページ https://seiji-piano-endo.com/
YES RECORD ℡03.6303.4864

■第44回『小金井薪能』
8月30日(火)19時開演  小金井宮地楽器ホール
能・巴 津村禮次郎 狂言・佐渡狐 三宅右近
コンテンポラリー・ダンス作品『藪の中』
原作 芥川龍之介 出演 島地保武 酒井はな 津村禮次郎 
問合せ・小金井薪能事務局
電話042-384-8753 (午前10時~午後4時・日曜祝日不可)
8月30日公演当日のみ 080-9367-5960
全席指定 5,000円 7月1日発売開始
小金井宮地楽器ホール 2階チケットカウンターにて

『Web新小説』は月額300円で、最新コンテンツも、バックナンバーも読み放題。さらに登録初月は無料です。
※タイトルおよび内容は変更になる場合があります。

最新号のコンテンツ

特集「見送りの時──介護の日々から」 (2022年5月1日号)

テル、の一生。

死に臨む認知症患者を小説に描いた永井みみ。介護に身を投じた理由は

特集「見送りの時──介護の日々から」 (2022年5月1日号)

「ケアの外注」の危うさの中で

コロナ時代のケア。「外注」頼りの私たちが直面する危うさと課題とは

(2022年5月1日号)

特集とりとめな記

特集で編集者が気付いたあれこれ

特集編集班

連載 連載小説 (2022年5月1日号)

猛獣ども

ままならない休日。心にわだかまるのは過去の恋愛か、同僚への屈託か

連載 エッセイ (2022年5月1日号)

町田康の読み解き山頭火

行乞から逃れるように友を訪ね、酒を飲む。そんな山頭火の羞恥と憂鬱

連載 ショートショート漫画 (2022年5月1日号)

しおり物語

思いがけない手紙は特別にうれしい。ふんわり温かな余韻が残る最終回

連載 俳句エッセイ (2022年5月1日号)

アマネク ハイク

瀬戸内の春の浜辺で拾った硝子のかけらには、遠い過去の記憶があった

連載 エッセイ (2022年5月1日号)

兼好のつれづれ絵草紙

へべれけの語源から始まる酔いどれ討論会、家飲みはこれだから楽しい

三遊亭兼好

連載 ウェブ絵巻 (2022年5月1日号)

漱石クロニクル ―絵で読む夏目漱石の生涯―

47歳で『心』を刊行、学習院では『私の個人主義』について大いに語る

連載 俳句鑑賞 (2022年5月1日号)

楸邨山脈の巨人たち

塩田夫や海女など「日本の原郷」を鮮烈に描いた沢木欣一の世界を鑑賞

連載 医学ミステリー (2022年5月1日号)

Dr.よねやまの芸脳生活 芸術家の生き様を医学で考える

経済的基盤と自己肯定感を武器に、実篤は多様な分野で理想を追求した

連載 エッセイ (2022年5月1日号)

江戸の愛猫

江戸期の旅の象徴、東海道五十三次。その宿場名を猫で表す傑作を紹介

連載 動画 (2022年5月1日号)

Dr.よねやまの芸脳生活

「まとめ! 明治の芸術家たちの生き様」~Dr.米山のYouTubeレクチャー第24弾

連載 動画 (2022年5月1日号)

町田康のパンク山頭火ラヂオ

徒然なるままに山頭火を語る町田版自由律YouTube。注目の第4回配信

(2022年5月1日号)

歌舞伎役者.坂東彦三郎朗読動画バックナンバーの部屋

坂東彦三郎が朗読。河竹黙阿弥の歌舞伎狂言12選 絵は辻和子

春陽堂書店Web新小説編集部

編集後記 (2022年5月1日号)

気まぐれ編集後記

ネットに溢れる誤解と悪意。たまには言葉なんか邪魔だと言ってみよう

春陽堂書店Web新小説編集部

登録初月は無料

Web新小説会員登録はこちら