2020年5月1日 (金)

黒川創さん、三角みづ紀さん、桑原茂夫さん、注目の三大新連載始まる! 5月号コンテンツを配信しました

5月1日(金)、『Web新小説』5月号(創刊4号)のコンテンツを配信しました。

5月号ではなんと、注目の新連載が3つも始まります。昨年『鶴見俊輔伝』で大佛次郎賞を受賞した作家・黒川創さんが回想記「旅する少年」をスタート。十代前半のころ、取り憑かれたように一人旅を繰り返していたという黒川さん。なぜ、少年は旅に駆り立てられたのか。忘れえぬ昭和の風景、忘れえぬ人々を、豊富な写真とともに振り返る渾身の回想録です。

音楽、映像など、ジャンルを超えて表現活動を行う注目の詩人・三角みづ紀さん。今号から、詩と写真で織りなす独自の宇宙が清々しい連載詩「週末のアルペジオ」を北海道から届けてくれます。そして、桑原茂夫さん「鬼ものがたり」は、ものがなしい鬼たちが平安の世を跋扈する妖異譚。恐ろしいけれど人間臭くどこか憎めない鬼たちが活躍します。東學さんの絵とともに、妖しく美しい『今昔物語』の世界を存分にお楽しみください。

さらに、人気書評家・岡崎武志さんが大活躍の「文芸放談 オカタケ走る!」。今回は芥川賞作家の奥泉光さんが登場。大の夏目漱石ファンとしても知られる奥泉さんが語る漱石の魅力に岡崎武志さんが迫ります。

もちろん、町田康さん、岡本行夫さん、黛まどかさん、増田伸也さん、菊池道人さん、下平咲さん、大澤麻衣さん、豪華な執筆陣の連載も絶好調。『web新小説』5月号、どうぞ、存分にお楽しみください。

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