2022年12月21日 (水)

Web新小説が協賛のイベント報告

藤沢周の熱いトークと荘重な朗読
――12月1日最終回の連載『連作小説館』完結を記念して

藤沢周




 去る12月10日(土)13時30分より神奈川近代文学館(神奈川県横浜市)にて「私の本について話そう 藤沢周朗読とトーク」が開催された。

 藤沢さんの本誌連載の『連作小説館』と河出書房新社発行の書籍『世阿弥 最後の花』についてのトークと作家本人による朗読というプログラムだ。

 トークはそれぞれの編集担当者である岡崎智恵子(Web新小説編集部)と尾形龍太郎(河出書房新社)がお相手。いつも藤沢さんの原稿を受けている二人なので、打ち解けたあたたかい空気の中で進んだ。その後に藤沢さん朗読が始まるという盛りだくさんの内容に会場は熱気に包まれた。

 司会の岡崎成美編集長は『藤沢さんの朗読は荘重。会場が能楽堂になって謡の声が聞えてきたようです」と語った。

藤沢周

 集まった110名の方々は満足の面持ちで会場を後にしたようだ。

 主催は県立神奈川近代文学館・公益財団法人神奈川文学振興会、協賛は春陽堂書店、河出書房新社。



【会場メモ】
神奈川近代文学館
郵便番号231-0862
神奈川県横浜市中区山手町110
電話045-622-6666

現在の展示はこちらから↓
https://www.kanabun.or.jp/



【『世阿弥 最後の花』の詳細はこちらから】
https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309029689/