2022年5月1日 (日)

5月1日号の特集は「見送りの時 ─介護の日々から」。2022年5月1日号のコンテンツを配信しました

本日2022年5月1日(日)、『Web新小説』では5月1日号のコンテンツを配信しました。

先月4月号からは電子書籍版での配信も始まり、より気軽に質の高い文芸作品に親しめるようになった『Web新小説』。参加作家55人、収容コンテンツ数も400を越え、毎月充実して参りました。バックナンバーはもちろん読み放題ですのでどうぞ、この連休じっくりと読書三昧でお過ごしください。

5月1日号の特集は「見送りの時 ─介護の日々から」。深刻な高齢社会である日本。しかし、高齢者の多さのデータを見せられても、身近に介護する側、される側がいなければ、伝わりにくいことがあるように思います。文芸でなければ伝わらないその実相をお伝えしたく、玉岡かおるさん、永井みみさん、酒井順子さんにご参加をいただき、特集を組んでみました。

毎回、独自のアプローチで山頭火の句を解説してくれる「町田康の読み解き山頭火」は9回目。行乞の日々から逃れるように毎日酒におぼれる山頭火。そんな山頭火が頼りにしたのは句友や俳友だったが……。泥酔と、羞恥と憂鬱を繰り返す山頭火の人生はいかに! いよいよ物語はクライマックスを迎えます。また、毎回ほっこりと温かい気持ちにしてくれた岡もみじさんのショートショート漫画「しおり物語」は今号が最終回。会員登録をすれば、過去6回のバックナンバーはもちろん、読み放題。いつでも物語の世界に戻ってくることができます。この機会にぜひご登録ください。

さらに、選考委員に神野紗希さんをお迎えしての「猫の俳句のコンテスト―大丈夫、猫がいる」。日々続々と作品のご応募をいただいております。あなたが感じる猫の魅力を自由に俳句で表現してください。ご応募、お待ちしております。

▶「猫の俳句のコンテスト―大丈夫、猫がいる」の特設サイトはこちらから

井上荒野さん、三遊亭兼好さん、大高郁子さん、北大路翼さん、米山公啓さん、宮川匡司さん、多彩でユニークな執筆陣の連載は今月も絶好調! 『Web新小説』で新しい読書体験をお楽しみください。

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