2020年7月1日 (水)

米山公啓さん、注目の医学ミステリー新連載! 7月号コンテンツを配信しました

7月1日(水)、『Web新小説7月号(創刊6号)のコンテンツを配信しました。

7月号から、作家、医師として活躍中の米山公啓さんが「芸術家の生き様を医学で考える」と題した連載を開始しました。これは、夏目漱石や泉鏡花、黒田清輝など、病気と闘った文豪や芸術家たちの生き様を医学的な見地からアプローチし、彼らの生き方が病気にどう影響したのかを読み解いていく医学ミステリー。第1回のテーマは「島村抱月とスペイン風邪」。100年前に大流行したスペイン風邪の教訓をなぜ日本人は、世界は忘れてしまったのか? 医師の立場から解説する異色エッセイです6月18日から始まっている月1回の連載動画「Dr.よねやまの芸脳生活」と併せて、どうぞお楽しみください。

そして、町田康さんのエッセイ「寺子屋山頭火」もいよいよフルスロットルで展開中。大正八年、単身上京した山頭火は、苦しい労働に身を投じ、まさに「苦から句を生む」日々を送っていた…。黒川創さんの回想記「旅する少年」は連載3回目。東京、山陰、九州、駆り立てられるように旅に出る12歳の少年の記録が貴重な資料とともに今に蘇ります。今回も17,000字を超える長編でお届けします。

奥泉光さんをゲストに企画された、岡崎武志さんの「文芸放談 オカタケ走る!」。最終回の今回は「漱石が長生きしていたら、何をしていたか?」というユニーク話題。さて、いったいどんな発言が飛び出すか、どうぞご注目ください。

三角みづ紀さん、故岡本行夫さん、黛まどかさん、玉木正之さん、桑原茂夫さん、増田伸也さん、下平咲さん、大澤麻衣さん、豪華な執筆陣の連載は7月も絶好調。『Web新小説』7月号、どうぞ、存分にお楽しみください。

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