2020年10月1日 (木)

乱歩30巻に続き、太宰、織田作、名作童話が読み放題! 「会員限定閲覧ルーム」拡大中 10月号配信コンテンツと併せて、読書三昧の秋をお楽しみください

10月1日(木)、『Web新小説』では10月号(創刊9号)のコンテンツを配信しました。9月号から始まった注目の新サービス「会員限定閲覧ルーム」では、「江戸川乱歩文庫」全30巻、「坂口安吾歴史小説・エンタメコレクション」全6巻の一挙公開に続き、10月号から「太宰治女性小説セレクション」、「織田作之助女性小説コレクション」、「名作童話」全3巻を公開しました。

春陽堂書店が出版してきた多くの近現代文学の中から選りすぐりの書籍を、電子書籍のスタイルでお読みいただける会員限定サービスとして、好評を得ています。会員に登録すると、特別なソフトやアプリをダウンロードすることなく、ウェブブラウザ上で動作する専用ビューアにて閲覧可能です。毎月更新の通常コンテンツと併せて、新しい読書体験を存分にお楽しみください。

通常コンテンツ10月号もますます充実のラインナップ。絶好調爆走中・町田康さんのエッセイ「寺子屋山頭火」は連載第9回。せっかく得た図書館員の職を辞めてしまう山頭火。その理由は人間関係でメンタルを病んだからなのか、妻サキノとの離婚によるものなのか、町田さんならではのアプローチが冴えわたります。9月から始まったYouTube「町田康のパンク山頭火ラヂオ」と併せてお楽しみください。

黒川創さんの回想記「旅する少年」は連載6回目。中学生になっても、山陰、奈良、会津と旅への衝動は断ち切れず、まるで取り憑かれたように各地を巡る少年。一方で、その眼差しは学級新聞で取材をする地元へと向けられます。恋塚寺の住職に話を聞きに行ったり、伏見警察署へインタビューに行ったり、その時代の人々の営みや考えが少年の行動の記録と貴重な資料で蘇ります。今回も18,000字を超える長編でお届けします。

谷川俊太郎さん、三角みづ紀さん、故岡本行夫さん、黛まどかさん、米山公啓さん、玉木正之さん、桑原茂夫さん、増田伸也さん、下平咲さん、多彩でユニークな執筆陣の連載は10月も絶好調。『Web新小説』10月号、『Web新小説』ならではのユニークな動画コンテンツも併せて、どうぞ、じっくりとお楽しみください。

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